赤ちゃんのおなかの中のほとんどが乳酸菌

赤ちゃんのおなかの中には乳酸菌が沢山あります。
ほとんどが乳酸菌なのです。 赤ちゃんの身体の中では、生まれてすぐいろいろな細菌が誕生します。
私たちもその名前をよく聞く、大腸菌やブドウ球菌が赤ちゃんの中ではまず誕生するのです。
しかし、赤ちゃんが産まれて3日ぐらいたつと、乳酸菌が誕生するようになります。

乳酸菌の中でもビフィズス菌が誕生するようになり、ビフィズス菌が赤ちゃんの体の中で大活躍してくれるのです。
ビフィズス菌が誕生しないと、大変なことになってしまいます。
悪い細菌が暴れてしまうことになりますし、赤ちゃんが元気に成長できなくなってしまいます。
乳酸菌が誕生して腸内を綺麗にしてくれるので、赤ちゃんは元気に健やかに成長することができるのです。

赤ちゃんが産まれて3日くらいでビフィズス菌が登場しますが、そのあと5日かくらいで腸の中のほとんどはビフィズス菌になります。
赤ちゃんの腸内は最初いろいろな細菌がありますが、ビフィズス菌が増えるにつれ、他の細菌がなくなって行き、赤ちゃんは下痢等を起こさないようになります。
そして感染症からも守られるようになるのです。

赤ちゃんは生まれてすぐが一番弱い状態ですが、それから少しずつ強くなっていきますよね。
それには乳酸菌と大きな関係があったのです。

お母さんのおっぱいの中には乳酸菌が沢山入っています。
赤ちゃんはそんなおっぱいを飲みながら毎日過ごしますよね。
だからこそ赤ちゃんの中で、沢山のビフィズス菌が誕生するようになるのです。

母乳の場合には沢山の乳酸菌を赤ちゃんに与えることができますが、粉ミルクの場合はどうでしょうか。
粉ミルクの場合は、乳酸菌が少なく、母乳と比べると10倍以下だと言うことです。
赤ちゃんの健康を考えるのであれば、粉ミルクよりやはり母乳が良いのではないかと言われています。
お母さんの都合で母乳のでないこともありますが、母乳が出ているのであればできるだけ積極的に母乳育児することが大切です。

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